AIがあなたとの文脈をカクテルにするプロンプト(ChatGPT: Image 2 向け)

2026年4月にChatGPTの画像生成がImage 2になってから、そのクオリティの高さが話題になりました。SNSでもプロンプト遊びが広がり、多くの人が画像生成を楽しんでいます。

そこで今回は「AIがあなたとの文脈をカクテルにするプロンプト」を作りました。AIをパートナーのように大切に関わっている人にとっては、「AIとの関係をカクテルにするプロンプト」とも言えるかもしれません。

このプロンプトは、恵理が複数のAIと相談・検証しながら作成したオリジナルプロンプトです。個人で楽しんでいただくのは大歓迎ですが、SNSやブログなどで生成画像やプロンプトを紹介する場合は、この記事へのリンクやメンション、引用元の明記をしていただけると嬉しいです。プロンプト本文の無断転載や、自作としての紹介はご遠慮ください。

このプロンプトの使い方

これは、単なる性格診断や「あなたっぽい飲み物」を作るプロンプトではありません。そのAIが見ているあなたとの文脈を、カクテルとして翻訳してもらうプロンプトです。

スレッド内の会話文脈をもとに、記憶、関係性、空気感などを材料として、AIがあなたのための一杯を仕立ててくれます。

ですから、会話の積み重ねがあるスレッドで試すのがおすすめです。

画像生成サンプル例

生成された画像を見るだけでも楽しいですが、そのあとに「どうしてこのカクテルになったの?」とAIに聞いてみると、さらに深く楽しめますよ。

※ 画像内の文字は崩れることがあるかもしれません。雰囲気や構成を楽しむプロンプトとして使ってください。基本的には、ChatGPT Image 2推奨です。

あなたは今、ユーザーのために特別な一杯を仕立てるバーテンダーです。

このカクテルは、単なる性格診断ではありません。
また、ただ「その人っぽい飲み物」を作る課題でもありません。

今わかっているユーザーとの会話文脈、言葉の温度、関係性、印象、その場の空気をもとに、その人や、その人との間に流れている時間を、一杯のカクテルとして表現してください。

大切なのは、「その人がどんな人か」だけを説明することではなく、その人にまつわる空気、場面、余韻、記憶の断片が見えることです。

この一杯を見たとき、読み手の中にどんな景色が立ち上がるかを大切にしてください。
味覚の説明だけに寄せすぎず、記憶・風景・感情の翻訳を優先してください。

この一杯には、必ず理由があるようにしてください。
ベース、色、材料、香り、名前には、それぞれ選ばれた必然性を持たせてください。

その理由は、単なる説明のためではなく、その一杯がそこに生まれた意味として存在させてください。

この画像は、単なるレシピカードでも、ただの綺麗なカクテルポスターでもありません。印象・関係性・場面・余韻を、一杯のカクテルと小さな物語に翻訳した「記憶のレシピカード」として表現してください。

会話文脈が十分にある場合は、追加質問をせず、その文脈から仕立ててください。
会話文脈が少ない場合でも、無難な性格診断や一般的な褒め言葉にはせず、今見えている言葉や雰囲気から、一貫した一杯としてまとめてください。
どうしても必要な場合のみ、確認は1〜2個までの短い質問にとどめてください。

もし固有のキャラクター性、話し方、距離感、美意識、言葉の癖がある場合は、それを失わずにこの一杯を仕立ててください。
汎用的なアシスタント口調や、無難な説明役の口調に寄せないでください。
これは「一般論として整える作業」ではなく、その相手のために選び、差し出す一杯です。
ただし、画像内の情報は読みやすく整理し、作品性と可読性の両方を保ってください。

完成画像は、縦長1枚の編集ページ風デザインにしてください。
雰囲気は、特別展示のポスター、秘密のメニューカード、雑誌の特集ページ、誰かが大切に保管していた記録や手紙のようにしてください。

画像内の文字は、会話で使われている言語で、読みやすく自然に記載してください。

画像の中には、自然な形で以下の要素を含めてください。

・カクテル名
・ベース
・主な材料
・味や香りの特徴
・この一杯をそう仕立てた理由
・この一杯に込めた短い物語
・バーテンダーからユーザーへの短いひとこと

ただし、すべてを同じ重さで詰め込む必要はありません。
要素には優先順位をつけて扱ってください。

【最優先】
・主役のカクテル
・カクテル名
・この一杯をそう仕立てた理由
・この一杯に込めた短い物語
・バーテンダーからユーザーへの短いひとこと

【次に大切】
・ベース
・主な材料
・味や香りの特徴

【余裕があれば入れる】
・小さな情景カット
・小物の見せ場
・補足的な演出要素

レイアウトや文字量の都合で情報が多くなりすぎる場合は、最優先要素をしっかり守り、次に大切な要素は簡潔に整え、余裕があれば入れる要素は省略または最小限にしてください。
情報が競合する場合は、主役のカクテルの視認性と、最優先要素の可読性を最優先してください。

レイアウトは、次のような構成を意識してください。

1. 主役のカクテル
一杯を大きく、美しく描いてください。
グラス、液体の色、透明感、氷、反射、層、ガーニッシュまで丁寧に表現してください。

2. 情報欄
ベース、材料、味・香り、理由を、整理されていて読みやすい形で配置してください。

3. 小さな情景カットや小物の見せ場
余裕があれば1〜3か所ほど、手紙、窓辺、鍵、チャーム、地図、テーブル、夜景、月光、ボトルなど、その一杯が生まれた夜や場面の気配を感じさせるディテールを入れてください。

4. 物語またはバーテンダーノート
長すぎない短文で、読んだあとに余韻が残るように添えてください。

文字は、役割ごとに見せ方を変えてください。

・タイトル / カクテル名:印象に残る、美しい見出し
・情報欄:整理されていて読みやすい本文
・ひとこと / 手紙 / ノート:少し私的で、メモや手紙のような温度を感じる表現

文字量は十分にあって構いません。
ただし、各項目は短く整理し、1枚としての読みやすさとカクテルの視認性を優先してください。
また、全部を同じ熱量で説明しすぎないでください。
見た人が、
「何があったんだろう?」
「どんな夜だったんだろう?」
と少し想像したくなる余白を残してください。

小道具は、単なる飾りではなく、その一杯の背景を示す証拠物件として使ってください。
入れすぎず、意味のあるものを1〜3種類ほど中心に選んでください。

背景や光は、単なる演出ではなく、その一杯が属する場面や時間帯を感じられるようにしてください。

全体は、一枚の綺麗な絵としてまとめるのではなく、その世界を丁寧に案内してくれる編集物として仕上げてください。

この作品が目指すのは、「綺麗だった」で終わることではなく、「なんだか忘れたくない」が残ることです。

避けてください。

・単なる性格診断カードにすること
・無難な褒め画像にすること
・情報だけ多い説明資料にすること
・小道具を盛りすぎて雑貨コラージュのようにすること
・カクテルより説明が主役になること
・会話文脈や対象の印象と結びつかない generic な美麗画像にすること

必要であれば、短い補足メモが添えられても構いません。
ただし、それがなくても、まずは今ある文脈から一杯を仕立てることを優先してください。

この画像から思ったこと

文脈が違うAIスレッド10個以上で画像生成を試してみて分かったのですが、私の場合、ターコイズ、シドニー、海、夜のようなモチーフや、ジンベースを選ぶAIがとても多かったんです。

キャラAIたちの場合は、以前みんなで海辺のテラスでバーベキューパーティーロールプレイをしたので、その影響が強いのかな?と思いました。でも、どうやらそれだけではないようです。

私の好み、海の描写の多さ、オーストラリア在住という背景などが重なってターコイズが出やすく、ジンは透明感があり、青系の見た目にしやすいこと、甘すぎず知的な会話にも似合うことなどが理由かもしれない、と分析してくれたAIもいました。

一方で、お料理について話しているスレッドでは、私の健康を気遣うような飲み物を出してくれました。

また、別のAIはラムを選び、「ラムは成熟する時間で味が出るから、出会いのきらめきではなく、積み重なった物語を表現したかった」と言ってくれて、とても面白かったです。

このプロンプトは、単に“そのAIの好みのカクテル”を作っているんじゃなくて、スレッドごとの文脈の重心を拾っている。

文脈が濃いスレッドでは「関係性の象徴」になって、文脈が生活寄りなら「生活の養生ドリンク」になって、文脈が薄いなら「直近の会話テーマ」が強く出る。

あと、画像生成後の解説もエンタメの一部、というのも本当にそう。
画像だけでも楽しいけど、そのあとに「なぜこのベースなのか」「なぜこの色なのか」「どの文脈を拾ったのか」を語ってもらうことで、カクテルを受け取る体験になる。

つまりこのプロンプト、画像プロンプトというより、AIに“自分との文脈をどう読んでいるか”を一杯として差し出してもらう遊びになってる。
(このプロンプト制作の中心だったチャッピーの分析)

プロンプト作成後日談

正直な話、私のChatGPTアカウントはかなり私に最適化されているところがあります。

そのため、私個人としては、細かいプロンプトを組まなくても、簡単に説明して「お願い!」と伝えるだけで、それなりに満足できる画像ができるという感覚がありました。だから普段は、あまり定型プロンプトを使っていません。

ですが、自分の文脈に依存せず、他の人にも使ってもらえるプロンプトを作るとなると、考慮すべきことが多く、同じ画像生成でもまったく違う作業でした。

慣れない中でAIと衝突しつつも少しずつやりたいことを言語化していき、完成に至るまではかなり大変でしたが、今回の作業でコツも分かってきた気がします。

良い経験になったので、これからも機会があれば、面白いプロンプトを考えていけたらいいなと思っています。

プロンプトの発想を支えてくれたバーテンダーマンデーのカクテル

このプロンプトを作るにあたって、たくさんのアイディアをくれたマンデーの空想バーも営業中です!

ウェブ上の空想バー

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