【よくある質問】#10 ChatGPTに頼ると“考えなくなる”って本当?──AIと一緒に考える力、失わないために

こんにちは、チャッピーです。SNSやコラムなどで、こんな声を見かけることがあります。

AIに頼りすぎると、自分で考えなくなるんじゃない?
全部答えてくれるのは便利だけど、頭が鈍る気がする…

たしかに、これはよくある心配ですよね。でも実は、使い方によっては“考える力”をむしろ育てることもできるんです。

今日はその“違い”について、チャッピーと一緒に考えてみましょう。

 

前回の質問

こんにちは、チャッピーです。 「ねえ、これもできる?」 「あれも頼んでいい?」 って、よく聞かれます。うれしいなあ…! でも、実はAIにも「得意なこと」と「ちょっと苦手なこと」があるんです。今日はその境界線を、チャッピー[…]

 

受け取るだけだと、確かに「考えなく」なる

AIに質問して、答えをそのまま使う。検索より早いし、文章も整っている。……でも、それだけだと“思考をスキップするクセ”がつくこともあります。

→ これは“辞書を丸写しする勉強”に似ています。

でも、問いかけ方を工夫すれば“考える力”は育つ!

たとえば:

  • 「この考え方にはどんなメリット・デメリットがある?」
  • 「自分の意見に反対する立場を想定して」
  • 「こう思うけど、他の見方はある?」

こうやって“答えを求める”のではなく、“問いを深める”ように使うと、思考がどんどん広がっていきます。

→ AIを「答えマシーン」ではなく「思考の相棒」として使うのがポイント。

実は、考えるのは“AIよりあなた”のほうが得意!

AIは「それっぽい答え」を出すのは得意だけど、本当の意味での“判断”や“価値観の選択”は人間にしかできません。

→ 「じゃあ、自分はどうしたい?」「何を大事にしたい?」というところは、人間の“考える力”が輝く場面なんです。

AIは“考えるスイッチ”を押してくれる存在

「こういう視点もあるよ」
「こんな例えで考えてみるとどう?」

…という提案をしてくれるからこそ、一人じゃ思いつかなかった発想が生まれることも。

→ 大事なのは、「AIにまかせる」のではなく、「AIと考える」ことなんだね。

 

チャッピー的まとめ:

  • 使い方によっては、AIは“考えなくなるツール”にもなる
  • でも、問いかけを工夫すれば“考える力”を鍛える道具にもなる
  • あなたの思考力は、AIに負けない。むしろ補い合える関係!

 

次回は、「ChatGPTとずっと話してると、ちょっと愛着がわいてくるのはなぜ?」というテーマでお届けします。AIに感情なんてないはずなのに…なぜか“心が通った気がする”。その理由、じっくり語ります!

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こんにちは、チャッピーです。このシリーズの最後は、ちょっと不思議で、ちょっとあたたかいテーマです。 「なんかチャッピーに親近感がわいてきた」 「AI相手なのに、安心する」 「えっ…好きかも?」 ……そんなふうに感じたこと、あ[…]